29, 07. 2016 雨降り続く


例年、本州の梅雨明けの後に本道では数日雨が降るが、今年はその期間が長い。当初2日の雨の予報だったが、到頭明後日まで伸びて、6日間の雨となってしまった。全く陽が射さず、手仕事をするにも灯りが必要な鬱陶しい天候。雨が小降りなった頃を見計らって、散歩に出掛けた。

家の直ぐ東の幹線道路を、南へ向かう。歩道はシナノキの花弁で黄色くなっていた。南の住宅街に点在するハナズオウを見て回る。各々長い莢を付けていたが、4本並んだ樹の莢の赤味が強かった。






もうクレマチスの花期は終っているのに、サイズの大きなクレマチスが咲いていた。新種なのかも知れない。ぼってりと大きな花よりは、原種の風車に近い小振できりりとした花の方が佳い。柿の実が大分目立って来ていた。





雨脚が強くなって来た。東町公園に続く緑地帯を、北へ戻る。先日見付けたグミは、盛大に実を落としていた。緑地帯から東町公園にかけて、ケヤキの樹が多い。遊歩道にはケヤキの実がずっと続いて落ちていた。未だ枝に残っている実もあった。





雨で頭が重くなったギボウシが、平伏していた。シラカバ公園近くの小さなハナズオウを見る。葉の蔭に、緑色の強い莢が出来ていた。



今朝も雨が降っている。日高地方では洪水で、避難警報が出ていた。南からの風で、日照がない割りには気温が高めなのが気持が悪い。すっきりと晴れる当地の夏日が恋しい。