25, 06. 2016 オオマルバノホロシ再び
昨日午前中に進められた英国の国民投票の開票作業は,世界を震撼させた。都市部の開票の時点ではEU残留が優位と伝えられていたが,地方の開票が進むと形勢は逆転し、EU離脱が決定した。金融市場は乱高下を繰り返し,円は高くなり,株は大きく下がってリーマンショックの再来の感じだった。学生時代から甥のロンドンでの生活は15年を超えていて,生活の基盤がロンドンにあるので気に懸かる。
充分な陽光ではなかったが,今日,明日と雨の予報が出ているので,仕事を進めた。使い切った絵具の溶液が入っていた容器と刷毛を洗い,散歩に出掛けた。玄関前の植込みの小振の額紫陽花が開き始めていた。モデルの生花は何とか間に合いそうなので,茶菓を近間で調達して来ることにした。ラベンダーが咲き始めていた。透明感のある佳い香りを放つが,咲き始めたイボタの香りは,ねっとりと思い感じがする。
ナナカマド公園を東へ抜けて,オオマルバノホロシを見に立寄る。イチイの生垣は、オオマルバノホロシに占領されていた。昨年より蔓の数が多く,花も多い。寒さが来るまで咲いていたので,この先も賑やかに咲き続けそう。
東の沢に沿って北へ向い,シロバナシナガワハギが咲いていないかと,4番通りへ向かう。農場の東のヤマグワも,実を数多く付けていた。花は未だ咲いていなかったが,4番通りの北の農地も,以前は飼料用の玉蜀黍が植えられていた農地も,小麦の穂が見事に出揃っていた。暫く行っていないが,自動車学校の北の玉葱畑の跡に植えられた小麦も,育っていることだろう。
3番通りへ戻り,茶菓を買求める。ナナカマド公園へ,北から入る。遊歩道に熟した桜の実が,数多く落ちていた。実を見て,ナニワズの青い実を思い出した。公園を抜けて立ち寄って見る。小さな実か赤くなっていた。
大陸で竜巻を引き起し,多数の死者と怪我人を出した低気圧が東進し,列島に達している。もう既に今朝は雨。暴風の注意報も出ている。余り荒れずに通り過ぎて欲しい。