08, 04. 2016 晴れる筈が


晴と雨の予報が出ていた昨日は,朝方の薄雲が次第に厚みを増し,日は照らなかった。手がけていた手仕事をして、予報通り晴れるのを待つ。上着を縫った残りの革に,2色の革を加えたバッグが出来上がった。A4のファイルケースが入るサイズに仕立てた。裏は母が残した裏地で、内部に2つのポケット,雨蓋の下に蓋を開けずに使用出来るポケットがある。裏返した雨蓋が入っているのが,そのポケット。緑色の物体は,バッグを立てる為の重石。




雲の様子から陽が射すことはないと判断し,午後から買物に札幌へ出掛けた。バスと地下鉄を乗り継いで,円山にある画廊へ旭川の作家のグループ展を観に行く。作家の構成に、合点がいかなかった。円山の北端を眺めて,地下鉄で大通へ戻る。大通公園は,未だ植物が植込まれていなかったが、駅前通りの東西にあたる3丁目と4丁目は、路面の土埃が掃き集められていた。掃き集められていない場所は,土埃が路面に貼り付いている。この清掃が済まないと、風の度に土埃が舞い上がる。





キタコブシの芽が随分膨らんで来ていた。道路際に植込まれた植物が,咲き始めた。色がなく殺風景だった街に,僅かずつ色が戻って来る。





道庁の南門から,構内へ入る。南の池の枯木と枯葉の集積に,鴨が集っていた。ハナノキの蕾が分離し始めているが,生憎の天候で色が良く見えない。暖かさが続くと,来週は花が見られるかも知れない。正門傍のハクモクレンも、芽が随分膨らんで来ていた。駅前でモデルの果物と茶菓を買い求めて戻った。





今朝は浮雲は多めながら,青空が広がり陽が射している。昨日買物に出掛けて,正解だった。今日は仕事が出来そう。