13, 03. 2016 春を待ち詫びて


昨朝の晴間は長くは続かず,11時過ぎには雲が広がった。教室を済ませて,アトリエの床を磨く。1時半過ぎには,小雪が散らつき出した。余り酷くならぬ内にと,夕食の素材を買求めに出掛けた。

分厚い雲の隙間から時折陽が漏れるが,日中なのに薄暗い。ドウダンツツジが随分赤味を帯びて来た。雪が融けた庭先に,スイセンが芽を出していた。久々に、オオヤマレンゲがある南の住区を歩く。実を残したオオヤマレンゲに、冬芽が見えていた。少し南の大きなマルメロの枝にも、未だ実が残っていた。






東の沢に沿って,北へ向う。庭の雪が融け,芽を出した球根植物に花が付いていた。2番通りを渡り,バッコヤナギを見上げる。晴れていれば白く輝くバッコヤナギが,くすんで見える。未だ殻を付けた芽も見えていた。





沢を離れて,住宅街を北西に向かう。昨年道路まで鉢を並べていたお宅は,雪割りの真っ最中だった。春を待ちわびる様子が,膨大な崩された雪に現れている。彼方此方のお宅で,庭の雪が掘り返されていた。



買物を済ませてスーパーを出ると,降雪が酷くなっていた。雪は4時過ぎまで降り続いた。日暮れ頃空が明るくなって,青空が広がり始めた。今朝も良く晴れているが,気温がかなり低い。