20, 02. 2016 大きな赤い陽


昨日も予報通りに,殆ど陽の射さぬ一日となった。アトリエを片付け,手仕事をして過ごす。午後から札幌へ,買物に出掛けた。札幌も雲が厚かった。南1条の店で,縫製中の上着のボタンを買求める。ボタン穴が2つ開いたシンプルなものが欲しかったが,佳い色のものがない。仕方なく,コントラストの状態の良いものを求めた。以前は多かった手仕事の付属や小物を扱う店舗が,ここ数年で次々と姿を消した。選択肢が減ってしまって,何かと不便になってしまった。



北大通の歩道を,西へ進む。巨大な建材の櫓が解体されて,4分の1程の高さになっていた。南西の空が少し明るくなって来たと思ったら,空が赤く焼けて,大きな陽が見えて来た。3時前というのに,陽が赤い。雨雲の様な雲の水分の所為だろうか。





北へ向い,南門から道庁の構内に入る。池の氷が融けて,マガモの活動範囲が広くなっていた。相変わらず,観光客の姿が多い。樹々の根元には根開けが出来ていたが,雪の断面は10cm足らず。此の侭春が来ても少しも困らないが,例年3月にはドカ雪があって落胆させられているので,余り期待はしていない。




駅前で,生花と茶菓を買求めて戻る。車窓から赤く大きな陽が見えていたが,最寄りの駅に着いた頃には、陽は雲に飲込まれていた。昨夜丸みを増した月が見えていたが,今朝は青空が広がっている。夜分に晴れずに日中晴れると良いのだが,都合良くはいかない。