16, 11. 2015 日々色褪せて


昨朝の雨は、11時過ぎまで降り続いた。日射しがなく、灯りを点けて手仕事を続ける。正午を過ぎて、漸く雨が上がった。昼食後雨が上がっている内にと、早めの散歩に出掛けた。前日より、風が治まっているので暖かい。先日載せた赤い実の植物に、佐渡在住のMIXY友Kさんから、棘があるならクコとのコメントを戴いていたので、調べて来ることにした。

空地のエノコログサは、すっかり色が抜けていた。コマユミの殻も脱色が始まり、白くなっていた。数日目にする季節外れの植物の開花が続いている。春最初に咲くエゾムラサキツツジの早咲きは良くあることながら、昨日は5月に咲くヤマツツジが咲いていた。今まで目にした記憶はない。ヒルガオだろうか、花が見受けられた。更には、5月に咲くヒマラヤユキノシタが花を開いているのに驚かされた。雪の後の暖かい日の連続で、植物のプログラムに異変を来しているのだろうか。






南西の住宅街で、大きな柿の樹を2箇所で見付けた。何れも庭の奥の方に植えられていて、今まで気付かなかったもの。未だ青い実も見られたが、良く実を付けていた。





中央の沢近くのお宅の赤い実を見る。先日は気付かなかったが、枝に小さな棘が見受けられた。ナス科のクコに相違ない。来年は、雄しべが白く目立つ紫色の花が見られそう。
その下の写真は、調理で使用する乾燥したクコの実。





落葉松林は葉が殆ど落ちて、すっかり寂しくなっていた。住宅街を北東へ戻る。家族で冬囲いをしている姿があった。



今朝は弱い青ながら、青空が広がっている。最高気温は13度と、相変わらず暖かい。