12, 08. 2015 墓参り


雨を伴った、蒸し暑い日が続く。昨日は午後から雨の予報が出ていたので、午前中に墓参りを済ませることにした。朝食後、西側の境界付近に咲き出した白いハナトラノオにルリタマアザミ、地面に寝そべっているが佳い色のリシリリンドウ等を切り取って、4つの花束を作り、水の入ったバケツに納めた。義妹が用意したお供えや掃除道具を詰め込んで、墓地へ向かう。墓地には結構人々の姿が見られた。草取りをして墓石を洗い、お参りを済ませる。歩いて僅かの距離にある従兄の母親が眠る墓掃除を始める頃、空模様が怪しくなって来た。お参りを済ませて車で戻る。野幌を過ぎた頃、大粒の雨が降り始めた。



雨は正午過ぎまで、降り続いた。遠くで雷鳴が聞こえていた。正午のニュースで、札幌と新千歳を結ぶ電車が運休になっているのを知った。1時を過ぎて、雨が小止みになって来た。また降り出さぬ内に歩いて来ようと、散歩に出掛けた。家庭菜園の野菜が実っている。ズッキーニ、茄子やトマト、丸い南瓜かプリンスメロンか判断のつかぬ実もあった。





北の沢の遊歩道を、北へ向う。先日見付けたナンテンは、もう花が散っていた。住宅街の北端の公園から、北西の山並みを見渡す。山並みは雲の中で、先日刈られていた牧草が、大きなロールになっていた。東へ向かい、キウイを見上げる。もう手が届く程、枝が下がっていた。李下に冠を正さずの例え通り、カメラは向けても手は上げない。一段と大きさを増したテウチグルミを見上げる。そろそろ実が落ちる頃ではないかと公園に入ったが、実は落ちていなかった。東に以前からある南天を見に立寄る。未だ蕾の状態の花序もあったが、花は大分散っていた。今年は実を付けるだろうか。








3番通りを渡り、シラカバ公園に北から入る。左手に空家がある。庭はもう野に近い感じになっている。その中に、エゾトリカブトが蕾を付けているのを見付けた。近隣のエゾトリカブトがなくなって来ているので、開花が愉しみ。



今朝は薄曇りだったが、先刻から少し雲が開けて来た。陽が射してくれると、一仕事出来るのだが。アブラゼミだろうが、蝉の声が聞こえる。