11, 08. 2015 フウセンカズラ


雲間から時折薄日が漏れていた昨日は、湿度が高く粘り着く様な暑さだった。大平洋上を北東に進んでいる台風14号の影響と思われた。梅の実が落ちたので、少し剪定でもしようかと思ったが、少し身体を動かすと汗が出るので、後日に廻した。制作もならず、手仕事を進めた。道東には、大雨警報が出ていた。

作業の区切りが付いた2時前に、散歩に出掛けた。南東を廻ろうと、ナナカマド公園を南へ抜ける。ナナカマドの実が、色付き始めていた。鉄道林前の道を、東へ向かう。林の前に、前日未だ良く咲いていなかったキツリフネの花が見られた。時期的には、間違っていなかったらしい。





進路を北へ変え、サルナシを見に立寄る。実の数が余りに多い所為か,鉄柵に絡んだサルナシの実よりも僅かに小さい。先日見かけたウドは、暗紫色の実を見せていた。ハルニレのある公園を通り抜ける。過日刈られていた叢には、シロバナツメクサの花が広がっていた。西の小学校のグラウンド前には、小振のハシドイが、赤い実を付けていた。






1番通りを渡り、東の沢に沿って北へ向う。フサフジウツギが半ば花期を過ぎ、花の跡が赤茶色に変じていた。セイタカアワダチソウが、野を黄色く染め出した。沢の傍の公園のホウノキの実が色付いて、離れた位置からも目立つ様になって来た。鴉に先んじて、実を拾わなければならない。少し北のフウセンカズラに、もう実が付いていた。小さな花から、中が空洞とは言え、大きな実になるのが不思議で仕方がない。






沢を離れて、住宅街を北西へ戻る。到頭一面の青い花を見せなかった亜麻の先端に、茶色の丸い実が出来ていた。この実を利用するのだろうか。昨日強かった風が治まって、今朝は薄雲の底に青空が透けて見えている。