09, 04. 2015 芽吹き始まる


昨日早朝止んでいた雪が、6時を過ぎて舞い始めた。朝食の後片付けを終えた8時過ぎ、雪は止んで雲が開き始めた。北西から青空の領域が広がって来る。諦めかけていた制作に入る。地面を覆っていた雪は、程なく消えた。正午のニュースで、東京都心でも霙が降ったと報じられていた。

明るい陽光の下で仕事を進め、2時過ぎに買物がてらの散歩に出掛けた。降雪の後の空は青い。ナナカマドの長く伸びた芽の先端が、開き始めていた。赤い枝を見せていた楓の梢も、白く煙っている。ハクモクレンも、毛の生えた外皮が外れ、白い花弁が見えていた。寒の戻りで気温が下がっても、植物の動きは止らない。桜も、芽の先端がピンクに見えていた。福寿草はもう葉が繁り、実を付けていた。






東の沢に沿って、北へ向う。見えていた東の空は、樹々の梢の量塊で見えなくなってしまった。赤かった落葉松の梢が、黄色味を帯びていた。3番通りを越えて、北の住宅街を西へ戻る。シダレヤナギの芽が膨らみ、陽光で光る。陽当たりの良いお宅の庭に、蕾を上げたタッタソウを見付けた。






良く晴れているので白い山並みを期待したが、雲で霞んでいた。買物を済ませて戻る。長く楽しませて貰ったナニワズは、満開状態だった。奥にはヒマラヤユキノシタが、蕾を上げていた。





今朝も冷え込んだが、空は真っ青に晴れている。梅の枝のピンクが、少し大きくなって来た。桜とどちらが早く開くだろうか。