08, 04. 2015 牡丹雪舞う


気温が下がる予報が出ていた昨日は、雲は多めだったが2時過ぎまで陽が射した。光線の状態の良い折を選んで、仕事を進める。2時を大分過ぎて、西の黒雲が高くなり、陽を遮った。もう日射しは望めまいと、散歩に出掛けた。

前日との気温差を考えて、カーディガンを着込んでから革の上着を着て出て正解だった。北風がとても冷たい。頭上は未だ明るいのに、大きな牡丹雪が舞い始めた。住宅を風除けにして、北西へ向かう。レンギョウの伸びた芽の先に、僅かに黄色の花弁が見えていた。




団地の北外れの小公園のテウチグルミを見上げる。未だ芽吹いてはいなかった。住宅街を南東に戻る。道路脇の水仙の花が開いていた。水仙は良く増えるらしく、庭から溢れた水仙が道路脇に植えられ、やがて黄色の帯となる。3番通りの生花店前には、レンギョウと椿が生けられてあった。





シラカバ公園へ北から入る。先日見かけた高い梢のネコヤナギが、緑色を帯びていた。公園傍のガマズミも、芽が膨らみ赤味を帯びて来ていた。北西から次々と、黒い雪雲が押し寄せる。強い風に乗って、牡丹雪は舞い続けた。



夕刻までは地面に落ちると直ぐに融けていた雪が夜分の寒さで降り積り、今朝は庭が薄らと白くなっている。
咲き始めた花々が、可哀相。