07, 04. 2015 エゾエンゴサク


昨日は午前中は時折大きな量塊の雲が流れて来たが、午後に入って日射しが安定した。午前中は日射しを待って、午後は調子よく仕事を進める。2時を過ぎて、西の雲が高くなり、陽を遮った。暫く陽は射しそうにないので、散歩に出掛けた。

前日とは異なり、北風が吹いていた。頭上から東は、青空が広がっている。ヒョウタンボクの芽が伸びて、先端に緑が見えていた。芽吹きも間近い。子供達で賑わう東町公園の脇を通り、南の緑地帯に入る。南西を廻ろうと、鉄道林前の道を、西へ向かった。目指したのは、中央の沢の南斜面。枯葉が降り積った斜面に、期待していたエゾエンゴサクを見付けた。未だ背丈は低いが、青い花を付けていた。






中央の沢の雪解け水は、未だ引いていなかった。どんぐり橋は通行可能なので、沢を東へ渡る。橋の脇に、オオウバユリが艶のある葉を広げていた。階段を上って、東の遊歩道に出る。水嵩が増して、斜面の樹々の根元も水に浸かっていた。沢の水は、暗渠で2番通りを越えて、北の沢に流れ込む。水門の調整が不味いのではないかと思われる。沢の底を白く彩るニリンソウが心配になった。




北へ進み、北の沢の遊歩道に入る。鳥の姿が多かった。沢を離れて、住宅街を東へ戻る。長い間花を見せていたマンサクの花弁が、萎み始めていた。足元のフッキソウが開き始めていた。花芯に、種子の様な焦茶色の実が見えた。道路脇に数多く植えられている水仙に、蕾が上がっていた。






今朝も青空が広がっている。予報に出ていた雪達磨のマークは消えたが、今日の最高気温は5度の予報。花を開いたエゾエンゴサクが可哀相。