26, 03. 2015 北風の中でも


曇と雪の予報が出ていたが、昨日は朝から良く晴れた。安定した光線の中で、制作を進める。正午のニュースで、道東は吹雪だったことを知る。今年は、道東の雪が酷かった。例年の2倍の残雪があるとのこと。2時半過ぎまで仕事を進め、買物がてらの散歩に出掛けた。

住宅街の道端の雪は、殆ど消えていた。こんもり雪を冠っていた椿が、覆いを少し外されていた。もう蕾が数多く付いていた。道路脇は、クロッカスで、賑やかになって来た。除雪で出来た雪の壁で中が見えなかった小公園の雪も随分融けて、芝生や遊具が現れていた。





足元を気にせず歩けるので、程なく東の沢へ着く。沢の樹々の梢に、量感が出ていた。最も大きなハルニレの梢は、緑色が強く感じられる。その奥に、臙脂色を帯びた冬芽の樹があった。何の木なのだろうか。





3番通りを西へ戻る。スーパーの裏手へ廻ってみる。北から北西へかけて、灰色の雪雲が掛かっていた。山並みも札幌市街も、雲の中だった。原野の雪が嵩を減らし、枯草が現れていた。夕食の素材を買い求めて戻る。白かった楓の冬芽が開いて、葉が覗いていた。ナニワズを見に立寄る。膨らんだ蕾が一部開き始めていた。北風は冷たいが、植物の進行は留まっていない。雪を冠らず、幸いだった。





今朝は、全く雲なく良く晴れている。強かった風も、少し治まっている。内庭の雪も随分嵩を減らし、外郭に残るのみとなって来た。