28, 02. 2015 思わぬ晴間に


昨日は、北海道付近に3つ並んでいた低気圧が2つに纏まって勢力を増し、道東を中心に大荒れとなった。当地も終日雪の予報が出ていたので制作は諦め、あと何回飾ることが出来るか知れぬ、雛人形を出して飾った。桃と菜の花を生け、玄関にも小さな雛人形を飾る。10時を過ぎて雲が切れ、陽が射して来た。取り掛かっていた手仕事を止め、制作に入る。正午過ぎに加筆していると、雲が空を覆い始めた。絵具の残りをたっぷり引いて、仕事を止めた。




手仕事に戻り、バッグの雨蓋を縫う。裏面の革にマグネットキャッチを据え付け、表の革と縫い合わせた。2時半過ぎに散歩に出掛けた。前日は路面の雪がザラメ状だったが、降り積った雪が柔らかく、路面は融けてずぶずぶの状態だった。車の轍に融けた水が溜り、小川になっていた。雪面を選んで歩く。犬の足跡さえも、深い穴になっていた。ナナカマド公園に続く遊歩道を南へ向かう。鳥の群が飛来して来た。2月近く飛び回っていた鳥の群かと思ったが、大きい。ヒヨドリの群だった。







南の住宅街を東へ向かう。冬期間は雪捨て場になっている畑の前で、雪割りをしている人の姿があった。白く見える雪の層も、下の面は凍っている。アスファルトの間に、隙間が出来ていた。此の状態になると、雪は割れ易いと思われた。住宅街を北西に戻る。石塀の雪が融けて、サクラソウが出ていた。黄色かったアセビの蕾が、白味を帯びて来ていた。





夕刻また雪が散らついていたが、今朝雪は止んでいる。曇空ながら雲が高く、青空が透けて見えている。冬の嵐は過ぎ去ったらしい。