26, 02. 2015 雲の通り道


昨日も雲が多く、殆ど陽が射さぬ一日となった。東の空は明るいが、陽の軌道に北西から雲が流れ込む。11時過ぎに少し陽が射して、一度彩色作業を進めたが、程なく雲が広がってしまった。仕方なく、手仕事をして雲の動きを待ったが、十分な光は訪れなかった。

2時過ぎに、買物がてらの散歩に出掛けた。前日ザラメ状だった路面の雪は、緩んでシャーベット状になっていた。北と東の空は、真っ青に晴れている。北西から大きな量塊の雲が流れ、陽を次々に飲み込んで行く。雲間で明るくなる時間が短い。団地の西が、雲の通り道になっていた。ナナカマド公園を東へ抜ける。何処の道にも、雪割りをする人々の姿があった。道路脇の雪の壁には,スコップで筋目が付けられていた。此の作業でも、雪は随分早く融ける。



東の沢の西の道を、北へ向う。沢の樹々の梢が、冬芽で量塊を増して来ていた。空地を抜けて3番通りに出ようとして、ヤマブドウの蔓が絡まった木に、小鳥の姿を見付けた。コガラ、シジュウカラヤマゲラだった。南の緑地帯でお馴染みの留鳥だった。





3番通りを越えて、北の住宅街を西へ戻る。高速道路脇の名称不明の樹の梢が、黄緑色に見える。ここ数年気を付けて見ているが、花は付けない。道庁南門脇のハリギリの例もあるので、夏が過ぎても花を注意して見ることにする。東のスーパーで野菜を買い、西のスパーへ向かう。歩道脇の雪が融けて、イネ科の雑草が現れていた。西のスーパーに入る前に、裏手へ廻ってみる。札幌の方角は真黒な雲が垂れ込めていた。山並みはおろか、街並も見えなかった。




今朝は浮雲は見えるが、強かった風も止み青空が広がっている。今日は制作が進められそう。