07, 12. 2014 快晴の週末


前夜僅かな降雪があったが、昨朝明けて来た空は雲なく良く晴れていた。等圧線の間隔が広がり、強かった風が治まった。赤い実の付いたヒイラギに蘭を数種入れた生花と、黄色の葉のポインセチアの鉢物にレモンを散らしたモデルは、佳い絵になりそうな気配だった。教室を終えて、アトリエの床を磨く。2時少し前に、買物がてらの散歩に出かけた。

僅か1cm程の降雪は、車道は融けていたが、日陰の歩道は融けていなかった。ナナカマド公園を東へ抜ける。遊歩道にも、雪は残っていた。モクレンの冬芽が、白く輝く。住宅街を東へ向い、東の沢へ向う。明るい陽光で、沢の樹々の梢の色が異なって見える。冬芽が出ているにに相違ない。





沢の西の道を、北へ向う。3番通りを越えて、住宅街を西へ戻る。逆光で見る路面は、凍って光っていた。冬靴に履き替えて出て来て、正解だった。前日見かけたウンリュウヤナギ同様、シダレヤナギも殆ど葉を落としていた。青空に映える白い頂きの山並みが見えるかと、スーパーの裏手に廻ってみる。上空は真っ青に晴れているのに、西の山並みは雲の中だった。日本海から流れ込む湿った空気が、山並みに沿って雲を発生させるものと思われる。北東の山並みも雲が厚く掛かっていた。






食材を買い求めて戻る。何処も枯れ色になっている庭で、僅かに緑色の葉を見付けた。セージの葉だった。庭のセージは随分以前に切り詰めてしまったが、寒さに強い植物らしい。昨夜また雪が降って、梅の枝に3cm程の層が出来ている。雪で覆われて、戸外が明るくなって来た。