30, 10. 2014 手稲山冠雪


昨日も雲が厚く、薄暗い一日だった。電気を点けて、手仕事の続きをする南アフリカで発生したエボラ出血熱が二次感染で温帯の国にも患者が出ている。航空機で自在に世界を行き来出来る現在は、一地方のことでは済まぬ状勢にある。日本の会社が作成したインフルエンザ用の薬品の効力が期待されているが、未だ結果は出ていない。

2時半過ぎに、散歩に出かけた。北風が強いので、ナナカマド公園を南へ抜ける。葉が落ちて、空が広くなって来ていた。ナナカマドの実は豊作だが、未だ渡り鳥の姿は見えない。ぽつりと雨粒が顔に当たる。南東を廻る積もりでいたが、雨に降られては適わないので、1番通りを西へ戻る。西の空は、明るかった。東町公園を斜めに通り抜ける。色付きが遅れていた欅の葉が、佳い色になって来ていた。






シラカバ公園へ南から入る。少し雲が開け、薄日が射し始めた。住宅街を北東に戻る。ユキヤナギの紅葉は、色が優しい。もう何処のお宅もコスモスは枯れているのに、未だ花を付けているお宅があった。植込むのが遅かったのだろうか。家に戻って、3階の窓から北西を見渡す。団地の丘陵から西は晴れていて、手稲山の山頂が白くなっているのが見えた。少し霞んでいたが、南の山も雪を載せている様に見えた。夕食の支度をしていると、戸外が赤く染まった。もう一度、3階へ登ってみる。丁度大きな夕陽が、山の端に沈むところだった。






今朝は雲なく良く晴れている。気温も高くなるとの予報。札幌へ出かけるので、車窓から手稲山の様子を見ることにしよう。