24, 04. 2014 サンシュユ


北よりの風が強いものの、昨日も良く晴れて気温が少し上がった。北よりの風は、流氷を釧路まで南下させたらしい。彩色が済んでから過日買い求めた塗料を施すと照りが出て光るので、試みに溶いた絵具に塗料を加えてみた。色も変化せず、此の方法の方がしっとりした質感が出る。ほぼ出来上がりに近いスパイラルも、塗料を加えた絵具で加筆した。未だ彩色途中のスパイラルも、塗料を加えた絵具で彩色する。此の方法の方が、質感も強度も佳い結果が得られそうに思われる。

2時半過ぎに、散歩に出かけた。風さえ吹かなければうららの春なのに、強い風は吹き止まない。先日南の住宅街で、殻が開き始めたサンシュユを見かけたので、雪がある内から見上げていた樹を見て来ることにした。シラカバ公園を西に抜ける。道路の北側のお宅の庭は、良く陽が当たる。一面に咲いている福寿草を見かけた。背丈が高くなるクリスマスローズも、もう花を開いていた。3月に開花したマンサクは、未だ花を付けていた。今年は忘れずに、実の生り様を見たいと思っている。





北の沢の東の遊歩道に入る。雪を沢へ押し出す為に外されていた遊歩道脇のチェーンが、設置されていた。チェーンがなくても熊笹が起き上がって、沢の斜面へは容易には近付けない。冬から見上げていた猫柳の芽が、緑色に変じていた。三番通りを渡り、北の住宅街に入る。少し離れた位置からも、サンシュユが開いているのが判った。冬の防寒具の分厚い殻を付けている花もあった。南の住宅街にも数カ所見付けたので、暫く楽しめそう。住宅街の外れから眺めた西の山並みは、春霞で霞んでいた。暖かな陽を背に受けて、南東へ戻る。三番通りの中央分離帯の樹々も、梢が色付き嵩を増していた。






今朝は曇空。気温が高くなる予報が出ている。家の東側は屋根からの落雪が未だ残っているが、内庭と西側は殆ど雪が消えた。そろそろ冬囲いの除去を始めなければならない。