23, 04. 2014 シデコブシ


時折強い風に乗って薄雲が流れて来たが、昨日も良く晴れた。朝食の後片付けをして、前日買い求めた野菜で浅漬けを漬ける。漬かったら冷蔵庫で保管すると、数日美味しく食べられる。後僅かでメビウスの輪を90度回転させることが出来るのだが、中々決まらない。2時を過ぎて、西の雲が高くなって来た。作業が一区切り付いた2時半過ぎに、散歩に出かけた。酷く冷たい風ではないが、風に未だ芯がある。山の雪が消えるまで、気持ちの良い春風は望めない。

赤い実を付けていたタカネナナカマドが剪定され、芽を開き始めていた。東町公園を斜めに抜けて、一番通りを西へ向う。北側の舗道に沿ったお宅は、陽当たりの良い庭が見られる。エゾムラサキツツジの蕾が膨らんでいた。小振りなヒヤシンスが、花を付けていた。





中央の沢に近い西の住宅街に入る。シデコブシの冬芽が弾けて、白い花弁が見えて来ていた。木蓮より開花が早い。カタクリが咲いているお宅があった。傍には、エゾルリムラサキも花を付けている。野草がお好きらしい。





更に沢近くのツキヌキニンドウを見に立寄る。離れた位置からは枯れ枝の様に見える忍冬は、もう冬芽を開き小さな葉を出していた。塀と道路の間に、ユキワリソウが花を付けていた。中央の階段から、沢を見下ろす。溢れていた水が引いて、沢は正常な状態に戻っていた。遊歩道を北へ戻り、住宅街を北東に戻る。主のいなくなった空家の庭には、数多くの蕗の薹が出ていた。




薄い浮雲が見えているが、今朝も青空が広がっている。韓国で起きた海難事故は、経済効率を優先する数々の違法の集積で起きた、人災であることが判って来た。失われた多くの若い命が痛ましい。