17, 04. 2014 吹荒れる北風


前日とは打って変わり明るい陽光に恵まれたが、昨日は一気に気温が8度も下がり、強い風が吹き荒れた。午前中は白い小さな浮雲、午後に入って大きな量塊の雲が南東へ流れて行く。彩色作業が一段落した2時半過ぎに、買物がてらの散歩に出かけた。明るい日射しでマフラーを低めに巻いたが、風後冷たさに顎の上まで引上げた。

頭上から東は良く晴れているが、西の雲が高かった。時折陽を遮り、雲のエッジが虹色に染まる。上空の気温がかなり低いものと思われた。近隣では最も早く咲く桜の花芽が、少し膨らんで来ていた。先日来何度も見た福寿草は、早くも種子を付けていた。背丈が伸びた葉は夏には朽ちるが、種子の発芽率は結構高い。




東の沢の西の道を、北へ向う。除雪車が積上げた雪の壁が大分解けて、沢の斜面が見えて来ていた。ホウノキの枝折れはは、1本のみではなかった。三番通りを越えて、北の住宅街に入る。昨年紫色の花を付けていたショウジョウバカマが現れていた。秋に前を通った折に、此処のお宅の方が草取りをされておいでだったので、此の植物の名を尋ねた。園芸市で求められたショウジョウバカマとのことだった。高速道路の東の木立ちも、冬芽が繁って来ていた。此処の北から見る原野は眺めが良いが、暫く行っていない。





北風が強く冷たかったので、住宅を風除けにして南西へ戻る。スーパーに入る前に、裏手から原野を見渡す。北西から雲が伸びて来ていた。スーパーの北の雪は、殆ど消えていた。野菜で重くなった買物袋を下げて戻る。空地には、エゾノギシギシが葉を広げていた。




昨夜は月光が明るかったが、今朝も快晴。強かった風が治まっている。気温は上がらないが、明るい陽光が有難い。