16, 04. 2014 暗く陰鬱な日


昨朝の青空は次第に薄雲が広がり,やがて雲が厚みを増して来た。それでも午前中は陽が射していたので,彩色作業が出来た。午後に入って,真昼というのに戸外が暗くなる。仕方なしに塗料を施す作業に切り替えた。薄暗い天候は,頭に重石を載せられた様で,気分が悪い。雨の予報も出ていたので,2時過ぎに散歩に出かけた。

クロッカスは盛りを過ぎて,水仙が蕾を上げて来ていた。西に向い,マンサクを見に立寄る。何時も花期が過ぎると,実を見るのを忘れてしまうので,今年は忘れずに実を見たいと思っている。




北の沢の遊歩道を,北へ進む。何を物色していたのか,ヒヨドリが高い樹の枝から飛び出して来た。ヒヨドリ特有の羽根を窄めた飛び方。熊笹が起き上がって池の面が見えなくなっていたので,三番通りを少し西へ進む。僅かに雪は残っていたが,水面が広がっていた。水嵩はかなり増えていた。



三番通りを越えて,北の住宅街に入る。サンシュユには、未だ変化が見られなかった。住宅街の北端の小公園から、北西の山並みを見渡す。少し霞んでいたが、山並みは普段より高く見えた。小公園から北は、土地が低くなって、農地や原野が広がる。手前の農地には,秋蒔きの小麦の芽が出揃っていた。




住宅街を折れ曲がりながら,南東に戻る。陽当たりの良いお宅のクリスマスローズは、白い花弁が色付き始めていた。やがて,緑色に変わる。シラカバ公園傍のお宅のルパーヴは,縮れた葉を出していた。形状も色も,何とも禍々しい。




黒雲が低く垂れ込めていたのに,昨日雨は降らず終いだった。今朝は青空が広がっている。珍しく梅の樹に、シジュウカラが飛来している。先日見かけた小さな鳥の巣を思い出した。