26, 03. 2014 花の便り


気温の高い日が続く。関東地方は20度を超え,桜が一気に開花したと報じられていた。開花が早かった高知は、満開宣言が出ていた。雲は高いが陽は射さぬので,塗料の塗布を進める。水溶性ながら強い臭気を放つので,換気扇を掛けっ放しにして作業をした。

正午を過ぎて,陽が射し始めた。塗料も乾かぬので,彩色作業に切り替える。一仕事終えて,散歩に出かけた。車道は完全に乾き,舗道も大分雪が融けて来た。舗道脇の雪の下が,融けて隙間が出来ている。方々で雪を崩す作業をする人々を見かけた。自宅の敷地内に雪の塊を撒くお宅,道路へ撒き散らすお宅と人柄が現れていて面白い。道路まで雪を蒔き散らかす方とは,付き合いはご免を被りたい。MIXY友のSさんが、辛夷が開花したとのコメントを下さっていたのを思い出し,東町公園のキタコブシを見上げる。冬芽は大分膨らんで来ていたが,開花までには一月はかかりそう。



南の緑地帯を抜けて,鉄道林前の道に出て西へ向う。歩道脇の塀に積った雪の層から,水滴が絶え間なく落ちている。雪が解けた庭には,クロッカスの芽が出ていた。蕗の薹も見付けた。前日見かけたものより,成長が進んでいる。





中央の沢の東の遊歩道に入る。西は雲が高く,屢々陽を遮った。少し回り道をして、池を見渡す。岸辺は水面が現れ,中央部も雪の色が変わって来ていた。酷寒で出来た分厚い氷も,漸く融け始めた。



西の雲が伸びて日暮まで曇空だったが,今朝は雲なく良く晴れている。今日も二桁の気温予報。雪解けは加速するものと思われる。