14, 03. 2014 雪解け進む


昨朝の晴間は,長くは続かなかった。前日4月並に気温が上昇した関東以西は,台風並の風雨に見舞われた。屋久島では、観測史上最多の雨が降ったとのこと。観測史上云々という言葉は,屢々登場する様になっている。それだけ気候が極端になって来ていることの証と思われる。陽が射さぬので,スパイラルを90度回転させ、作品を設置した折には目に入らぬ設置面の彩色を進めた。

2時半過ぎに,散歩に出かけた。路面はシャーベット状態となり,方々に水溜りが出来ていた。3月前半の寒気が去って,路面は2月末の状態に戻った。西へ向い,マンサクを見に立寄る。殻が開いた花芽が増えていた。黄色い花弁が出始めている。写真を撮っている折には気付かなかったが、パソコンで処理をしていて,雀が止っているのを見付けた。結構鋭い目をしている。




北の沢の東の遊歩道に入る。沢に突き出る様に枝を伸ばしている猫柳を見上げた。殻が外れて,銀毛を出している芽を見付けた。北へ向い,北の住宅街を東へ戻る。コマユミの殻が,すっかり色褪せて下がっていた。住宅街の外れから、原野を見渡す。南西の山並みは見えていたが,北西の手稲山は頂上付近は雲に覆われていた。






住宅街を南東に戻る。昨年ハルニレではないことが判明した公園の巨木に,小さな冬芽が数多く出ていた。此の樹も名称不明。メタセコイアヒヨドリが飛来して止った。もう一羽鳥の姿が見えたが,種は判然としなかった。ここ数日,目にするのは鴉と雀、ヒヨドリばかり。小鳥の姿が見えなくなった。原始林へ戻ってしまったのかも知れない。道路脇の雪も大分融けて,ノバラだろうか,雪の下から姿を現していた。




朝起きると、TVで瀬戸内海西部の伊予灘震源とする地震の様子が報じられていた。震度5だから、かなり大きな地震。前日の大雨の後だけに、土砂崩れなどの災害が懸念される。早朝は曇空だったが,先刻から青空が広がって来ている。今日も雪解けが加速するものと思われる。