25, 02. 2014 雪緩む


週明けの昨日は、早朝から日没まで浮雲一つない快晴となった。明方の晴天で朝は気温が下がったが、十分な陽光が入り、何度かストーヴのボリュームを下げた。筒状の立体の彩色が、少し調子が上がって来た。今週は晴れの日が多い予報なので、一気に仕上げてしまいたい。

作業が一段落した2時過ぎに、散歩に出かけた。四方を見渡しても雲が見えない。山並みが見えるかも知れないと、北へ向った。雪を積んだダンプカーや空車の往来が多い。四番通りを越えて、その訳が知れた。北西の雪捨て場が満杯になったのか、四番通りに面した雪捨て場が使用されていた。未だ雪の量は少ないので、近々のことと思われた。雲は無いのに、西の山並みは霞んでいた。何やら春霞の様な感じだった。





四番通りの舗道を東へ進む。農場の北の木立で、雪に捉えられた枝に絡んだヤマブドウを見付けた。枝にも蔓にも、冬芽が膨らんでいた。秋に暗紫色の実を付けていた樹を見上げる。実は全て無くなっていた。自然に落ちたのか、鳥が啄んだのかは判らない。




農場の間の道を、南へ戻る。早々と雪割りをされたお宅があった。車庫の前の雪が割られ、アスファルトが出ていた。三番通りを西へ戻る。歩道脇のイチイに積った雪が緩み、雪が多孔質になっている。小さな氷柱が融け落ちて、逆さまに雪に刺さっていた。南側の歩道で、雪から突き出たタラノキを見付けた。先端の丸い芽も棘も、赤味を帯びて来ていた。






今朝は昨日同様、雲なく良く晴れている。光の状態が良い内に、彩色の作業を進めてしまおう。