21, 01. 2014 椋鳥飛来


大寒の昨日は、薄曇りながら青空が広がったが、寒さは厳しかった。オホーツク海側の枝幸の歌登では、最低気温-31.3度を記録した。ダイヤモンドダストや川霧の映像が流れていた。美しい情景だが、寒さを想うとぞっとする。サンプル用のパーツと小さなメビウスの輪の彩色作業が、半ばを越えた。大きな立体に使用しそうな色を施してある。

午後に入って、薄雲が厚みを増して来た。二度目の彩色を終えた2時過ぎに、散歩に出かけた。足元の雪は緩んでいなかった。ナナカマド公園に続く遊歩道を、南へ向う。白樺の大木に、鳥の群が見えた。ヒヨドリかと思ったが、一回り小さく茶色を帯びている。忙しなくナナカマドの樹に移る。ヒヨドリの様に水中の海豚を想わせる飛び方ではなく、羽根の動きが多い。ムクドリかも知れない。




南の住宅街を折れ曲がりながら南東に進み、鉄道林前の道に出た。西の空はすっかり曇っていた。此の道も東と西側が低くなっている。庭に餌台があるお宅の樹に、コガラと思われる小鳥が止まり、餌台の方向を見つめていた。南側は雪が高かったので、角を東側へ廻って、餌台を見た。ヒヨドリが餌台を占領していた。旺盛な食欲で、場を譲る様子は見られない。コガラは諦めて飛び去った。





住宅街を気侭に折れ曲がりながら、北西に戻る。屋根の雪が大半落ちて、残った雪から氷柱が伸びているお宅があった。トタンも凍り付いていた。昨朝訪れた魚沼在住のN氏のブログに、氷柱を使用したオンザロックの記事が載せられていたのを思い出した。冷蔵庫の製氷室で出来た氷よりは固く、佳い音がすると記されていた。



広がり始めた雲は夕刻には晴れ、昨夜は月が明るかった。大寒の昨朝より、今朝の方が寒い。寒さの中、裏のお宅のエゾマツに、ムクドリの群が飛来した。寒いのか、丸い体型が一層丸くなっていた。