10, 01. 2014 凍てつく


昨日午前中は良く晴れていたが、正午を過ぎて雲が広がり、雪が舞い始めた。鑢掛けの作業はほぼ終り、発色を調べる為に、下地のリキテックスファウンデーションを施すものと、直接彩色するものに分けてみた。鮮やかな発色が狙いではないので、極端に彩度が落ちなければ、直接彩色したい。2時を過ぎて雪は止んだが、空は暗かった。また降り出さぬ内に歩いて来ようと、切れた化粧品を買求めかたがたの散歩に出かけた。

前日緩んだ雪が低温で凍り付き、2cm程降った雪が滑り止めになっていた。住宅街の中の畑に押し上げられた雪が、驚く程高くなっていた。東の沢前の公園も同様。ホウノキは、下の枝が雪に捉えられそうになっていた。北の空は晴れているが、西から広がっている雪雲で陽が射さず、薄暗い。





沢の西の道を北へ向う。三番通りが近付いた頃、南へ流れて行く雪雲から陽が覗き始めた。薄暗かった世界が一変する。三番通りを西へ戻る。ドラッグストアとスーパーが建ち並ぶ付近に、地吹雪が起きていた。かってこの一帯は原野で、地吹雪の名所だった地帯。駐車場に入ると、前日緩んだ雪が凍り付き、夕陽を浴びて赤く光っていた。化粧品を買い求め、マフラーを鼻先まで引上げて、裏手に回ってみる。北西の山並みも札幌市街も、雲の壁の下だった。大分南の雲の壁に陽が沈み、残照が残っていた。






昨夜は半月と星が綺麗に見えていたが、今朝も雲なく良く晴れている。夜分と明方に晴れると、放射冷却現象が起きて、気温が極端に下がる。今期最大の寒波来襲とか。ストーヴのボリュームを上げているが、中々暖かくならない。