31, 12. 2013 雪の華咲く


晦日の昨日は,午前中は雪が降り続いた。気温が高めのこともあって,水分を多く含んだベタ雪で,庭木には雪の華が咲いた。賀状の宛名書きを続ける。住所録が複雑な上に,時間を気にして焦ると、書き損じが多くなる。刷り上げた分だけ宛名書きを終えて切手を貼り終えたら、1時半を過ぎていた。

2時台の電車で札幌へ向う。雪は止んで青空が見えていたが、札幌へ近付くと雪が降って、街並は霞んでいた。駅の北口から出て、創成川河畔の中央郵便局へ向う。広いロビーに置かれたテーブルで、書き物をしている方があった。通りがかりに見ると、賀状を書いておいでだった。人の出入りの多い空間で、中々の猛者。私製葉書の投函箱に賀状を投函して、西へ戻る。ビルの植込みに積った柔らかな雪が、面白い形を見せていた。






道庁の北門から構内に入る。除雪で出来た雪の壁が、かなり高くなっていた。年末なのに、観光客と思われる人々の姿が多くあった。雪の壁の前に、雪達磨が出来ていた。雪のない地方からの観光客が作ったものと見える。




南の池の周囲の八重桜には、見事な雪の華が咲いていた。池も僅かに水面を覗かせていた。南門を出て、雪の華のトンネルを東へ向う。街路樹のハクウンボクの実でも落ちているのか、雀が地面を突ついていた。






駅前に戻り、不足になった葉書と玄関と仏壇前に生ける為の生花を買い求めて戻った。最寄りの駅に着いた頃、雪は降ってはいなかった。山沿いが雪に見舞われたものと思われる。今朝も浮雲は見えるが、良く晴れている。