14, 12. 2013 真冬日到来


昨日は気温が下がり,粉雪が降り続いた。道南や道東の僅かな地点を除いて,道内は真冬日となった。サンプル用の和紙に陶土入りの礬水を施す傍ら,成形を終えた立体のエッジの処理を進める。昼食時に,小さな小箱に入った郵便物が届けられた。土浦在住のMIXY友Sさんからのものだった。包みを開くと、ヒマラヤスギの松毬とサルナシの実が出て来た。同封された書状には,松毬はメタセコイアの松毬同様、直ぐにバラバラになってしまうと記されてあった。丁寧に、ボンドで繋いだ跡があった。薔薇の花の様な形状の松毬で,裏も中々佳い。写真を撮って,サルナシの実を一つ口に含んでみた。甘酸っぱい懐かしい味がした。小学生時代は,近郊の農家の方が,野菜と一緒に売りに来られて,毎年味わっていた味。一足早いクリスマスプレゼントを戴いた気分だった。



2時過ぎに茶菓を買い求めに出かける。ヌパックのジャンパーを片付け,裏が毛皮の半コートに着替えた。たっぷり防水剤を噴霧した冬靴を履く。積雪は10cm程。低温で降る粉雪が、靴底で片栗粉のようにきしきしと崩れる。粉雪は幹や横に張った枝には積るが,立上がった梢には積らない。




西の空が僅かに明るくなった。サルナシがあるお宅を思い出して立寄る。実は殆ど落ちて,僅かに残った実が雪を冠っていた。陽が射し青空が垣間見えたのは一瞬で,直ぐに陽が西の雪雲に捉えられた。茶菓を買い求め,回り道をしてシラカバ公園へ、北から入る。鳥の姿が見られた。薄暗くなり始めた公園で,久々の雪が嬉しいのか、子供が雪まみれで遊んでいた。






今朝は雪は降り止んで,僅かに青空が覗いている。気温は低く,窓ガラスには雪が凍り付いている。