26, 11. 2013 風雲


前日の強い青空は一転、昨日は雲が垂れ込め、午後に入って雨も降り始めた。本州地方では、風に因る被害が出たと報じられていた。中国が制空権に関して、従来の範囲を広げる旨を一方的に発表した。尖閣諸島を取り込み、大きく範囲が広がっている。此の上空を通るには、事前に許可が必要とのこと。一説には国内の不満を外に向けさせる為とのことだが、一触即発の危険を孕んでいる。強風、雷、降雨と警報が出ているので、酷くならぬ内に散歩に出かける。風は強かったが、傘が必要な程の雨ではなかった。

帰りがけに日用品を買い求めようと、東へ向う。少し熟れ過ぎて傷み始めた木瓜の実が、未だ枝に残っていた。棘のある小枝が支えて、落ちないのかも知れない。切り倒された無花果の大きな葉が枯れて、少し萎んだ毬現れていた。日用品を買い求め、西へ戻る。駐車場脇の大木に絡まったツルウメモドキは完全に殻が開き、赤い実を見せていた。中央分離帯の樹々は、完全に裸形になった。陽が射さぬと黒々として、陰鬱に見える。






空地のマツヨイグサヨモギは褐色に枯れている。棘のある木は、タラノキだろうか。小さな木の枝に、ガガイモの実が残っていた。殻が割れて、綿毛が覗いている。早く種子を飛ばさないと、雪が来てしまう。ナナカマド公園へ北から入る。ナナカマドの実は、大半が落ちてしまっていた。降り積った落葉が、大分朽ちて来ていた。踏まれた落葉は、土と余り見分けが付かない。半年近く雪の下に埋もれて、落葉は土に還っていく。





今朝は荒れ模様を予想していたが、青空が広がって来ている。週半ばからは雪の予報が出ているので、日射しは有難い。