06, 11. 2013 残り火の様に


昨日も暖かく庭仕事をする予定だったが、カードリーダーに入れたカードのアイコンが出ず、思わぬ時間を浪費してしまった。ソフトの使用は何とかなるが、ハードの扱いは苦手で難しい。日記を更新出来たのは、もう3時近くになっていた。残っていた陶土入りの礬水を施して、散歩に出かけた。

広い空を見ようと、北西に向った。陽がすっかり傾いて、西に向って歩くと眩しい。シロバナハギが未だ咲いていた。殆どの萩は、もう根元近くまで切り詰められている。陽当たりの悪い場所とは思われないが、植物にものんびり屋があるらしい。ズミも葉が殆ど落ちて、実が目立って来ていた。冬囲いを済ませたお宅が増えて来た。10月初めから作業が始まった、頑丈過ぎる程の大掛かりな冬囲いも出来上がっていた。







南北に走る幹線道路を北へ向う。住宅街の北外れから見渡した西の山並みは、霞んでいた。夏に様々の野草が咲いていた平原も、すっかり枯れ色になっていた。住宅街を南東に戻る。朽ちて飴色になったギボウシの葉が、塀から垂れていた。ユリ科の植物は早めに切り詰めないと、朽ちて融けた様な状態となる。小公園の柏の樹の葉が反り返り、夕陽に赤く燃えていた。小さな白樺の木も夕陽を受けて、残った葉が赤く輝いていた。三番通りの中央分離帯の樹々は殆ど葉が落ちて、僅かにヤマモミジの葉が残り火の様に見える。大きな実を付ける柿の実は収穫済みだった。小振の実を付ける柿の木を見に立寄る。大分色付いて来ているが、未だ収穫出来る状態ではなかった。








今朝は薄曇り。週間予報には、とうとう雪達磨のマークが登場し始めた。切り詰め作業を急がなければならない。