29, 10. 2013 落葉進む
朝方の雲が切れて、昨日は秋晴れの一日となった。陶土入りの礬水を施し、今日のゴミの集荷に合わせて、庭の植物の切り詰め作業をする。花期がほぼ終りに近付いたシュウメイギクを切り詰める。長く伸びた茎の先に咲く花は可憐だが、茎も葉も固くて手強い。葉が茶色くなり始めたシラネアオイも4箇所切り詰めた。東側は片付いたが、内庭と西側が残っている。
2度目のモデリングを済ませ、冬囲いの申込書を郵送しに出かけた。ついでに春に庭を訪れた局員に差し上げようと、シロバナシラネアオイとレンゲショウマの種子を持参する。郵便局を出て南へ向う。ナナカマドの落葉が進み、実だけが残っている樹が増えて来た。小学校脇の白樺の葉が大分落ちて、梢のヤドリギが見えて来ていた。陽光に小さな実が光って見える。東町公園へ入る。周囲の樹々の落葉が進み、公園内が明るい。色付きが他の樹々より遅れていた欅も、陽の当たる位置から色付きが始まっていた。
南の緑地帯に入る。実を落としたヤマボウシの葉が、シックな赤に染まっていた。落葉の量が格段に増えて、草地が埋められている。遊歩道の空も広がって来ていた。
鉄道林前の道を西へ向う。明るかった空が翳った。西を流れる浮雲の蔭に陽が入っていた。3時を過ぎたばかりなのに、陽の位置が低い。中央の沢の東の遊歩道に入る。低くなった西日に照らされて、沢の樹々が逆光に輝く。沢を離れて、住宅街を北東に戻る。先日前を通った折は輝いていた楓が、葉を殆ど落としていた。白い花を見せていた独活も、暗紫色の実を付け始めていた。
今朝も昨日来の晴天が続いている。モデリングの作業を済ませたら、庭の秋終いの続きをしなければならない。