23, 10. 2013 独活に集る虫


動きの遅い台風27号に28号が接近して来て、2つの台風が列島に近付いて来ている。予想進路を見ると、先日大きな被害があった伊豆大島は進路のほぼ中央で、避けられそうにない。動きが遅いと被害も大きくなるだろうと、気に懸かる。雪虫が目立つ様になって来たので、庭の収束作業を始めた。種子を先ず切り取る。幾分青味が残っているレンゲショウマは、用心して半分を残した。右下白っぽいのがバイモで、時計回りに、トモエソウ、シロバナシラネアオイ、レンゲショウマ、ヤマシャクヤクの種子。黄ばんだ葉を次々に切り取り、ゴミ袋を3つ集荷場所に運んだ。未だ全体の5分の1程度しか片付いていない。



二度目のモデリングを施した2時過ぎに、散歩に出かけた。北西を歩いて来ようと、シラカバ公園を西に抜ける。早々と始まっていた冬囲いは、ほぼ完了していた。何れ程の大雪でもびくともしない、頑丈な冬囲い。一般的な根曲がり竹に依る冬囲いも、現れて来た。余り早く植物が縛られるのは可哀相なので、週が明けたら申込書を発送しようと思っている。




西の沢の遊歩道に入る。落葉が進み、真っ暗だった沢の地面にも陽が射している。水藻に覆われていた池桃が消えて、樹々の姿が水面に落ちていた。三番通りを渡り、北の住宅街に入る。スーパー傍のツルウメモドキは日陰で未だ葉が青いが、西日を受けたツルウメモドキは葉が黄変していた。ホトトギスも最終盤。もう実が出来ている。住宅街の外れから、西の山並みを見渡す。西は雲が多く、山並みは見えなかった。







住宅街を南東へ戻る。三番通りの生花店には、ハロウィーン用の南瓜が並んでいた。シラカバ公園へ北から入る。緑深かった公園も落葉が進み、すっかり明るくなっていた。ウドの花に、クジャクチョウが止って吸飲していた。良く見ると、小さな虫が多数花に取り付いている。花の数が減って来て、大事な食事場と見えた。





今朝は雲は多めながら、青空が広がっている。朝のニュースでは、近付く台風を前に伊豆大島を一時避難する高齢者の様子が映し出されていた。被害が少ないことを祈るのみ。