24, 10. 2013 紅葉燃えて


列島南部は既に風雨が強まっているのに、昨日は風も弱まり気温も高めに推移した。近付く台風に備えて、伊豆大島では自力避難出来ぬ高齢者が島を離れる映像が流れていた。もう30年近く前に、三原山の噴火で島を離れた折の情景が思い出された。二度目のモデリングを済ませた2時前に、買い物がてらの散歩に出かけた。風も弱く暖かい。南を廻ってからスーパーへ向おうと、東町公園へ向う。公園は落葉が進んでいた。ナナカマドの梢は、実が残っているのみ。ミヤギノハギが黄色くなって、実を付けていた。未だ花を付けているバラが、他の樹木と同様に、冬囲いされていた。早く申し込むと、植物が可哀相なこととなる。柿は色付きが進んでいた。あと数日暖かな日があると、佳い色になりそうだった。







住宅街を気侭に折れ曲がりながら、北東へ向う。納戸も見上げて来たオオヤマレンゲは、梢の実が落ちて、殻が茶色く朽ち始めていた。下の方の実は未だ開いていないものもある。道路際に植えられた小さなホウキグサが色付いていた。ノリウツギの葉が黄色くなり、青空を背景に最後の輝きを放っていた。






三番通り近くの小公園を通り抜ける。ヤマモミジだろうか。真っ赤に色付いていた。樹の下に入り、逆光で葉を見上げる。鮮やかな赤も佳いが、逆光で見る紅葉は、陰影があって味わい深い。公園側のお宅の木瓜も葉が落ち、実だけが残っていた。買い物を済ませて、南西に戻る。中央分離帯シナノキは葉が殆ど落ちて、托葉と実も茶色くなり始めていた。





今朝は曇空。何時もは強い風が、ぴたりと止んでいる。南の地方の強い風雨の映像が、ニュースで流れていた。大きな被害が出ぬ様に祈るのみ。