24, 09. 2013 雲厚く


秋分の日の昨日は、朝方は晴れていたが間もなく雲が広がった。気温は下がって来ているが、湿度は余り低くはなっていない。南の海上を北上している台風の影響か、強い南風が吹いた。度々事故を起こす北海道JRに、国土交通省の監査が入った。驚いたことに、90箇所を超える地点で、軌道の幅の違反が見付かった。人の命を運ぶ仕事を、何と心得ているのだろうか。引き続き他の部門にも、監査が及ぶことになったと報じられていた。

午前中に施した陶土入りの礬水の乾きが悪く、乾きを待つ間に散歩に出かけた。強い風は湿り気を含んでいた。シモクレンの色付きが進んでいた。ナナカマド公園を南へ進む。何度か登場させた大きな額紫陽花の装飾花は、臙脂色になっていた。ニシキギの小さな実が色付き始めていた。





南の住宅街を東へ向う。朝顔が未だ咲いていた。ノバラの葉が大分落ちて、赤い実が目立って来ていた。住宅街の中の畑では薩摩芋が既に収穫されて、地面が慣らされていた。更に東の老婦人の畑を見て来ようと、進路を北へ変える。手前の畑では、若い婦人が収穫作業中だった。許可を得て、収穫したばかりの蕪と大根を写す。バケツの中には、トマトも入っていた。若い女性の畑仕事は珍しい。直ぐ北の老婦人の畑は、野菜は大根と豆を残して全て収穫済みで、数多くの花が咲いていた。何時もながら、雑草が見当たらない。






家の道路脇にウドを植えているお宅があって、そろそろ実が色付く頃と立寄ったが、家は跡形もなくなり、地面に新たな家の為の杭が打たれ、紐が張り巡らされていた。少し北のセリ科の植物を見に立寄る。花序がすっかり開き、蕾が膨らんで来ていた。住宅街を西へ戻る。もう1軒、更地に根切りの印が施されている所があった。これから雪が来る前に家が建てられることになる。





蔓ものの多いお宅のセンニンソウは、満開状態だった。塀に這わせた蔦が、道路迄伸びて来ていた。ナナカマド公園を通り抜ける。少し南の空が明るくなって来ていた。夏雲の様に、雲が厚い。公園側のお宅で、数多くの実を付けている植物を見かけた。名称不明の植物が、また増えた。





早朝は青空も見えていたが、次第に雲が広がり強い風が吹いている。昨夕施した陶土入りの礬水が、未だ乾いていない。手がけた手仕事でもすることにしようか。