18, 09. 2013 サラシナショウマ


列島を駆け抜けた台風が去って、昨日は久々の青空が広がった。福知山の水害が酷い。北海道でも、釧路や厚岸が水害に見舞われた。台風接近時は風が止んでいたのに、強い風が吹き荒れた。ゴミの集荷日だったので、アトリエの東側の通路を塞いでいるバイカウツギの枝を切り刻んでゴミ袋に入れる。比較的切り易い枝だが、何様量が多い。2つのゴミ袋を満杯にして、集荷場所に運んだ。残るはスモークツリーの枝だが、雨で未だ葉が萎れていないので、作業は今日に廻した。立体の乾きを良くする為に、アトリエの窓を開け放った。

前日製図を終えたターコイズブルーの裁断に入る。寸法と枚数を再確認して、切り始めた。革を裁断する鑿も持っているが、力がないので上手く切れず、裁ちバサミで少しずつ切って行く。必要なパーツを切り取ったら、僅かな半端な切れ端が残るのみだった。




2時過ぎに散歩に出かけた。ナナカマド公園を南へ抜ける。桃はどうなったかと立寄ったが、収穫済みだった。鉄道林前の道を東へ向う。強い風に煽られて、樹々が身を捩っていた。背丈の高いツリバナの葉が色付き始めていた。陽の当たる位置から、早く紅葉する。庭木に巻き付いたノブドウが、歩道に下がっていた。少し色付き始めている。もう1軒、無花果が植えられたお宅を見付けた。葉の長い、実が付き難い種だった。






進路を北へ変え、ハルニレのある公園へ入る。少し黄ばんだ葉が見えていた。斜面に付きそうに下がった枝は、切り取られてしまっていた。時折、量塊の大きな雲が通り過ぎる。たっぷり水分を含んでいる様な雲で、秋の雲ではない。東の沢の西の道を北へ向う。見事に実を付けていたフウセンカズラも、枯れた実が目立って来ていた。小振りながら良く実を付けるヤマボウシがあるお宅に、今年はセンニンソウが仲間入りしていた。






沢を離れて、住宅街を北西へ向う。昨年屋根からの落雪でナツツバキが折れたお宅では、剪定作業の最中だった。樹は半分程の高さに切られていた。セリ科の植物は包皮を次々と開き、花序が出始めていた。三番通り手前の窪地に立寄る。サラシナショウマが一株花を付けていた。薄暗い位置なのでフラッシュが光り、繊細な花の様子が捉えられなかった。





ATMに用事があったのを思い出し、スーパーへ立寄る。スーパーの裏手から見渡した西の山並みは、夏雲の様な雲を載せていた。昨夜は大分丸みを増した月の光が明るかった。今朝も良く晴れて、綿クモがゆったり東の空へ流れている。数日晴れ間が続くと、乾燥が進むと思われる。