05, 09. 2013 薄暗い一日


終日雨の予報が出ていた昨日は、雨は正午前には上がった。庭仕事もならず、読みかけの本を読んで過ごす。モデリングの作業をしていると午前中の時間は直ぐに経ってしまうのに、さして面白くもない本を読んでいると時間が長く感じられる。日曜日に給湯のボイラーの前に干した寝具はパリッとは乾かず、至る所湿っている様で気分が悪い。終日雨の筈なので、降り出す前に夕食の買い物を済ませようと出かけた。

蔓ものが多いお宅で、黄色い花を付けている種を見付けた。先日植物園で見かけた種に良く似ている。東へ向い、無花果を見に立寄る。実は一段と大きくなっていた。最初に付いた実は、計が5cm程になっている。連日の悪天候で、色付いてはいない。何とか色付けば、木を切ることを思い止まる筈。





木製の外壁に改装した以前の門に張られていたチェーンが外されていた。西側に廻ってみる。カーテンが掛けられ、人の暮しの様子が伺われた。此処のお宅よりも後に新築された家は、既に出来上がっている。随分工期が長い改装だった。昨年秋に花を付けていたセリ科の植物の花序が、大きく膨らんで来ていた。





三番通り手前の窪地に下りてみる。桜の葉が色付いていた。随分葉が落ちている。雨の後なので最下段は敬遠して、中段から底を覗く。サラシナショウマの花序は随分長く伸びていたが、花は未だ開いていなかった。





以前からある東のスーパーの木立のツルウメモドキが、僅かに色付き始めていた。最上部の写真が、ツルウメモドキ。西へ向い、新しいスーパーへ入る前に、駐車場の裏手へ廻ってみる。西の空は幾分明るかったが、山並みは見えなかった。クサフジが未だ花を付けていた。6月から花を見ているので、随分花期の長い植物になる。買い物を済ませて南西に戻る。実の重みで柿の木の枝が、歩道に突き出ていた。




台風が齎す湿った暖かな空気の影響か、昨日も関東北部で竜巻が発生した。当地も昨夜は気温が上がり、寝苦しかった。時折大きな量塊の雲が流れて来るが、今朝は久々の青空が見えている。