30, 07. 2013 クサアジサイ


雲の厚い、すっきりせぬ日が続く。降雨地域は、山陰地方から北陸、中部地方へと広がった。山陰地方の被害が大きい。疎水の流れる美しい津和野も泥の街と化した。観測史上最大の言葉が続く。北海道も、胆振地方の降水量が増えている。降雨地域は、道東に移行するらしい。昼食時,当地も驟雨があった。

薄日が射して、窓を開けてモデリングの作業を進める。絶えず手を動かし続けながら、全く別のことを考える。昨日気に懸かったのは、明日の杉山さんのお別れの会のこと。記念誌を出版する為に、香典という形式ではなく、厚志という形で受け取るという一項。現金を包む袋をどの様にすべきかを考えた。二工程を終えた3時過ぎに、散歩がてら熨斗袋を見て来ることにした。歩き出す前に、庭を廻る。白いルリギクが咲き出していた。ノリウツギも佳い風情になって来ていた。西の道路際のユウバリシャジンが見頃になっていた。昨年花を付けなかった隅田の花火という名の額紫陽花が咲き始めていた。剪定をしたので、花序が多く上がっている。前日散歩で見かけた、花も葉も小さい紫陽花は、クサアジサイという種であると、MIXY友のsさんがコメントを下さった。ユキノシタ科の植物だった。花の造りは紫陽花そっくりなので花木と思ったが、多年草だった。花序も小さく、惜しげなく切って生けられる佳い種。最上部の写真が、クサアジサイ






ナナカマド公園を東へ通り抜ける。ヤブカンゾウが勢いを増していた。時折雨粒が顔に当たる。三番通り近くの窪地の横を通る。覗き込むと、オオウバユリの実が見えた。雨の後なので底まで下りずに、中段から覗き込む。もう花は散って、実が出来ていた。実は大きく膨らんで、中に薄い種子を数多く形成する。毎年愉しみにしていた門柱傍のガマの穂は、勢いがない。これでは穂を付けそうにないと思われた。






スーパーで、黒が使用されていない熨斗袋を買い求める。特殊なケースだけに,選択が難しかった。咲き誇っていたシナノキがち始めていた。今朝は雲が厚かったが,次第に雲が切れて青空が広がって来た。暫く振りの明るい陽光。