31, 07. 2013 性分


朝方の厚い雲が切れて,昨日は久々に青空が広がった。気温も上がり,かなり蒸し暑い一日となった。窓を開け放って,モデリングの作業を続ける。風が入るので,粘土の乾きが幾分早い。二工程を終えた2時過ぎに,駅前のスーパーに買物に出かけた。途中、土曜日の教室を骨折の為に休まれた方のお宅に立寄ることにする。

私よりも少し高齢のこの方は,動作が素早く少々荒い。そんなに慌てて動かなくてもと思うのだが、弾みをつけて動かれるので,〓々大きな怪我をされる。懲りたら治りそうなものだが,性分といのは変わらぬものらしい。今日夕刻からお別れの会がある杉山さんも、自らを痩せ馬の先っ走りと称する気が急く方だった。若い時分は40kgを下廻る痩身で、持久力がなかった所為かも知れない。中年を過ぎて常人並の体型となり、動作が和らいだ。病を得て以前の痩身に戻り、掛け抜く様に往ってしまった。

西隣のミヤギノハギに花が付いていた。ハンゲショウが白い葉を見せていた。シラカバ公園を南へ抜け、緑地帯の少し西にあるお宅へ向う。向かいのお宅に、背丈の高い白い花が咲いていた。図鑑で調べて、インドハマユウと知れた。当地には珍しい南方系の植物。以前の怪我で、膝の骨の一部が欠けている方の足の骨折だった。前日買い求めた見舞の品を手渡して、住宅街を駅前に向う。ヤナギランが咲き出していた。真っ赤に熟したフサスグリが、逆光で輝いていた。







暑いので近道をして、中央の沢を渡る。買物を済ませて沢を渡り、東の遊歩道に入った。木陰はひんやりして気持ちが良い。ウイキョウの花序が色付いていた。日が当たらぬ為か、ヒヨドリグサは未だ開いていなかった。






二番通りを越えて、北の沢の遊歩道に入る。黄色い花を付けていたサルナシに実が下がっていた。今年は実の付きが良くない。沢を離れて、住宅街を東へ戻る。ハマナスの実が赤く色付いていた。ネムノキを見に立寄る。少し花数が増えていた。




今朝はどんよりとした曇り空。気温も幾分低い。時折、アブラゼミの声が聞こえている。