18, 06. 2013 花から実へ


昨日朝方の雨は9時過ぎには上がったが,午前中は薄暗く気温も低かった。亀裂との闘いが続く。スパイラルで2度体験しているので,辛抱強く押さえ込むのみ。幾分かは数が減って来ているが,未だ数日はかかりそう。正午を過ぎて,少し薄日が刺して来た。気分転換に,庭を一巡する。小さなヤマハナソウだ咲いていた。春の花は種子を作り始めている。オキナグサも綿毛となり,早く実を付けたサンカヨウは、実が青くなり始めていた。花期を終えたバイモの前を通り過ぎようとして,大きな実を見付けた。2008年の個展の折に東京の友人が訪ねて来てくれて,戴いたバイモ。初めて実を付けた。実生で増やせるかと,愉しみとなる。最上部の写真が,バイモの大きな実。





亀裂を早く押さえ込もうと厚めに陶土入りの礬水を塗リ込むと,大きな面で捲れ上がるし中々手強い。2時半過ぎに散歩に出かけた。晴れていれば広い空を見て気分をすっきりさせたい所だが,曇空。未だ花を付けていると思われる最も大きなオオヤマレンゲを見て来ることにした。住宅街を南へ向う。ベニシタンが小さな花を付けていた。南の緑地帯傍のオオヤマレンゲを見上げる。朽ちた花も散見されたが、数多くの花を付けていた。樹の大きさから,団地が出来た頃に植え込まれた樹と思われる。今年は何処の樹も,花付きが良い。





風が強いので広い道路を避けて,住宅街を北東に戻る。梨の花が散った跡に,小さな実が出来ていた。横のハタケでは,エンドウ豆が白い花を付けていた。昨年随分実を付けた,葡萄の垣根を見に立寄る。茶系のみを付ける葡萄も,緑色の実を付ける葡萄も,もう小さな実が出来ていた。






住む人がいなくなった空地には,以前の住人が植えた花が咲いている。今はルピナスが全盛。空地の緑を彩っていた。白いマーガレットが咲き始めた。佳い花だが,繁殖力が強い。庭に手が廻らなくなると、マーガレットが勢いを増して来る。



昨日夕刻から降り始めた雨は今朝は上がっていたが,また降り始めた。薄暗く肌寒いので、ストーヴの火を入れた。今週は,週末にならないと晴れ間は望めぬらしい。