02, 06. 2013 クマガイソウ


昨日も晴天が続く。教室を始める前に、植え込んだ植物に水を撒く。何れも根付いた様に思われるが、暫くは用心が肝要。父が造った小山で、チョウノスケソウが花を開き始めた。直ぐ隣では、チングルマも開き始めている。サンカヨウの種子が膨らんで来た。やがて、青い実となる。白花のエゾルリソウも開き始めていた。先日数多くの植物を下さったK氏が見えた折、蕾を付け始めたばかりのアツモリソウをご覧になって、クマガイソウですねと仰った。岡山を発たれる数日前に出かけられた知人のお宅の見事なクマガイソウを、ブログに載せておいでだったから間違う筈はない。昨年の日記を調べると、クマガイソウと表記してある。何処で入れ違ったものか。5年程前に車で遠出をした折に、北村近くの園芸農家で、弟が見事なアツモリソウが2株花を付けた鉢をプレゼントしてくれた事があった。大切に育てたが、翌年芽を出さなかった。その思い出が、入れ違いを引き起していたのかも知れない。






気温が上がって、窓を開け放って油絵具の臭気を気にせずに教室を済ませる。床を磨き、退避させてあった立体や道具を運び込む。膠を水に浸して、夕食の素材を買い求めに出かけた。上着は止めて木綿のブラウスを羽織って出たが、少しも寒くはない。北西を廻ってスーパーへ行くことにする。塀から垂れ下がったフサスグリに花が付いていた。ゴンズイではないかと思われる木を見上げる。少し蕾が膨らんだろうか。住宅街の外れから、西の山並みを見渡す。少し霞んだ手稲山は、山頂近くに雪を残すのみとなっていた。当地のライラックも漸く開き始めた。名称不明の針葉樹の梢が、緑色になって来ていた。






買物を済ませて、中央分離帯のハリエンジュを見上げる。他の樹々は繁り始めているが、芽吹きの遅いハリエンジュなので、鴉が架けた巣が良く見える。頭が幾つか動いていた。結構大きい。巣立ちが近いものと思われた。中々芽吹かなかった柿の木が芽吹き始めていた。今年も花や実を楽しめそう。



今朝は曇空だったが、8時を過ぎて青空が広がって来た。仕事の前に、水撒きをした方が良さそう。