30, 05. 2013 植込み終了
下り坂の天候を暗示する様に、昨日は曇空で気温も下がり強い風が吹いた。強かな亀裂の補正を済ませて、庭に出る。イカリソウとバイカイカリソウが見頃となっていた。細い茎に可憐な花を付ける植物だが、繁殖力は強い。アミガサユリも咲いていた。未だ蕾の状態のものもあるので、東京の友人に送らなければならない。
背丈が60cm程になるというシライトソウをアトリエの東側に、カモメヅルをハナカイドウに絡ませようと、南東の角に植え込んだ。
背丈が高くなると思われるバイカアマチャとイトススキを南の境界付近に植え込む。イトススキにはナンバンキセルも一緒に入っていたが、根をいじらぬ方が良いと思い、其の侭植え込んだ。
父がブロックを廻して造った小山の南側に、前日買い求めた花壇用の土を入れ、腐葉土をたっぷり入れてキバナジョウロウホトトギスを植え込む。80cm程の高さがあるので、垂れ下がった茎を通路に垂らす算段。此処まで植え込んで正午過ぎとなった。
午後から背が伸びそうなタムラソウとトモエソウを西の境界付近に植え込んで、植込み作業を終了した。名札が付いていないポットが一つ残った。ユリ科の植物ではないかと思われるが、もう少し様子を見て植え込むことにする。小さなポットに入れられた植物は、何れも良く根が廻っていたので、実生で育てられたものではないかと思われた。一気に増えた家族。大切に育てなければならない。
空が暗さを増して来た。強い風に雨が混じっては敵わないので、寄り道をせずに夕食の素材を買い求めにスーパーへ急ぐ。先日ピンクの花房を風に揺らしていた樹は葉が繁り、花房は緑色を帯びて来ていた。此の状態では花には気付き難い。離れた位置から見える窪地の落葉松は緑色を強め、梢が量塊を増して来ていた。
昨夜来の雨が、未だ降り続いている。数多く植え込んだ植物達も、此の雨でしっかり根付いてくれるものと思われる。