04, 05. 2013 雨降り続く


昨日早朝の雪から変わった雨は、強くはないが降り続いた。これ程の低温と雨続きでは、農作業に影響が出ないかと気に懸かる。スパイラルの最下段に出来た亀裂との闘いが続く。大部分は治まったが、残った二箇所が強力で、何度補正しても治らない。和紙の下地に原因があるのかも知れない。

午後から生花と茶菓を買い求めに札幌へ出かけた。雨は降っていたが、大きな荷物を抱えて戻るので、傘はささずにフード付きの皮コートを着用した。例年なら4月初めには仕舞い込む筈のコート。旭川の造形作家F氏の案内が届いていたので、エントランス・アートへ向う。自然木を水平と垂直に切った明快なコンセプトの作品群。枝を垂直に切って並べた作品に好感が持てた。

北2条通りを西へ向う。道庁の南側の樹木に、茸だろうか、奇怪な形状の白い物体が付着していた。西へ進んで、目当てのキタコブシを見上げる。毛に包まれた殻が外れ、白い花弁が見えていた。来週辺りが見頃になるのだろうか。北側の植込みのレンギョウが咲き始めていた。東側は未だ開いていないが、午後からの陽が当たる西側は開花していた。






晴れていたら、そのまま西へ進み、植物園の西側を廻って戻るルートを想い描いていたが、雨脚が強くなって来たので東へ戻る。道庁の南門から構内に入った。先日赤い花芽を見せていたハナノキが開花していた。赤い花は余り好きではないが、何も色がない此の時期には貴重な存在。池の傍のカワヤナギが芽を吹いていた。奥に見えるシダレヤナギも煙っていた。




駅前で生花を調達する。季節を感じさせる様な花材は見付からず、色の構成で決める。茶菓は明日端午の節句なので、迷わず粽に決めた。今朝雨は上がっているが、昨夜も降っていたらしく、敷石が濡れている。相変わらず、寒くて暗い。