11, 04. 2013 雪解け進む


風が強く大きな量塊の雲が次々と西から東へ流れたが,昨日は雲間から陽が射して気分良く仕事を進められた。長いスパイラルの先端を持ち上げる形状は成形出来たが,先端を支えるのが難しい。4段目の下半分と5段目の内側に陶土入りの礬水を分厚く施して先端を支えることにした。

2時前に買物がてらの散歩に出かける。午前中に施した礬水が未だ乾いていなかったので、帰ってから炊事の前にもう一仕事しようと,南東を小さく廻ってスーパーへ向うことにした。ナナカマド公園の遊歩道は、路面の土が乾いて歩ける状態になっていた。路肩の雪も,嵩をぐんと減らしていた。住宅街を東へ向う。南向きの庭の椿の葉が傷んでいた。今冬は,椿やアオキ等,以前は当地では冬を越せないとされていた植物の被害が大きい。




東の沢に沿って,北へ向う。楓の冬芽が膨らんで,分離し始めていた。ネコヤナギも大きくなって来ていたが,未だ花は開いていなかった。沢の樹々の冬芽で,冬期間は見えていた高速道路の東のマンションが,見えなくなって来ている。雪が融けた地面には,蕗の薹が出ていた。もう少し雪が融けたら,沢の南の空地に,蕗の薹を採りに出かけようと思っている。MIXY友のMさんに教えて頂いた,蕗の薹の金平で春を味わいたい。






沢を離れて,住宅街を北西に向う。煉瓦塀の前に,福寿草が咲き揃っていた。もう昆虫が飛来している。上空は良く晴れているが,西から雲が迫り出して来ていた。雲のエッジが虹色に輝いている。上空の気温は低いものと思われた。スーパーに入る前に,原野を見渡す。雪の嵩はぐんと減っていたが,西の空は雲が厚く,山並みは霞んでいた。買物を済ませて戻る。玄関前の植込みの雪は,塀と家の土台のコンクリートの輻射熱で自然に解けて,地植えにした小さな南天が現れていた。雪を冠っていたので,葉に損傷はなかった。






昨夜降雨があったらしく石畳が濡れていたが,現在は青空が広がって来ている。今日はスパイラルの先端を支える部分を決めてしまいたい。