17, 02. 2013 春告げ魚


朝方の雪は間もなく止んで、昨日日中は良く晴れた。教室を済ませて、床を磨く。立体に支えとして入れてあったゴミ入れを引き抜く。もう少し強度を高めようと、裏側にも礬水を施した。ロシアに隕石が落ちて、被害が出ている。丁度、教室に見えた方が、懸秀彦著「オリオン座はすでに消えている?」という本を持って来て下さった。オリオンの右肩に位置し、太陽の1000倍もある途轍もなく大きな赤色恒星のペテルギウスは、もう末期に近付いているという。16m程の隕石でこの被害なら、ペテルギウスの爆発では、どの様なことになるのか。マクロの世界は、脳空間に刺激を与えられて面白い。



2時過ぎに買物がてらの散歩に出かけた。良く晴れて風もないので、北西を廻ってスーパーへ向うことにした。青空を背景に、また少し膨らんだサクランボの冬芽が赤味を帯びていた。シラカバ公園を西に通り抜ける。白樺の梢も、赤く輝いていた。この一帯の住宅街は、排雪作業が済んだばかりだった。重機が削り取ったばかりの道は、滑るので注意が肝要となる。道路に突き出した紫陽花の先端が、切り取られていた。排雪作業の折、道路に突き出た植物の破損は、市が責任を負わないことになっている。





南北に通る幹線道路を、北へ向う。レンギョウの花芽が黄色く膨らんで来ていた。北の住宅街を東へ戻る。住宅街の北外れから眺めた北西の空は、暗く曇っていた。最も東の小公園の大木の梢が霞んでいる。欅の冬芽に似た小さな冬芽が、無数に出ている。幹の在り様は欅とは異なり、何の木なのか判らない。スーパーで鰊を見付けた。刺身にも良いとの添え書きがあり、生きが良いと判断して買い求めた。西の雲が広がったか、夕刻から雪が降り出した。




昨夜の降雪は10cm程。雪は止んで、薄日が射し始めた。雲間から青空が見えている。夕食に供した鰊はおいしかった。春告げ魚の別名がある鰊。早い春の到来が待たれる。