01, 02. 2013 雲厚く


晴れる予報が出ていた昨日は、朝方の雲は中々開けず、午後に入って青空が覗いたが、雲の厚い一日となった。予報が外れるのは何時ものことながら、天候が悪い方に外れると、気分は良くない。前日陶を施した小さな立体に、更に鑞を施す。土台になる和紙の強度を確かめる為に、半端な和紙でサンプルを作ることにした。曲面や鋭角的な面を作り、膠を施す。施す膠の回数と、耐えられる上に施す陶の回数を調べるのが目的。

2時過ぎに散歩に出かけた。庭の梅の樹には、ツグミが来ていた。胸から腹部にかけて、肉付きが良くなった様に思われる。朝に飛来していたシジュウカラを思い出し、南の緑地帯を廻って来ることにした。気温が上がって、歩道の雪が緩んでいる。交通量の多い幹線道路の雪は完全に融けて、アスファルトが出ていた。暖かく風も弱いので、南の緑地帯には、小鳥の姿が多かった。緑地帯に隣接するお宅のロードヒーティングされた玄関前に、小鳥が舞い降りていた。路面に落ちでいるのは、ヒバの実だろうか。何か穀物を撒かれているのかも知れない。緑地帯の西側のお宅には餌台が設えられていて、ヤマガラの姿が見られた。







鉄道林前の道を西へ向う。東には青空が見えるが、西の空は雲が厚い。歩道脇の塀に積った雪が融け、先端は繊細な表情を見せていた。先日折れたイチイは、残っていた幹も切り取られ、太い幹のみが残る丸坊主になっていた。





中央の沢の東の遊歩道に入る。東の住宅街から押し出された高い雪の山が消えていた。排雪されて間がないと見え、削られた雪面が光っている。もう二番通りが近い地点で、排雪作業が行われていた。未だ日が高いので、北の沢も廻る積もりでいたが、少し南へ戻って東へ道筋を変える。西を振り向くと作業は未だ続けられていた。住宅街を北東へ戻りシラカバ公園を通り抜けようとしたが,此処でも排雪作業に阻まれた。雲間が僅かに開けて青空が覗いていたが、晴れ広がることはなく夕暮れを迎えた。





今朝はねっとりとした曇空。朝食時、ツグミが林檎を啄んでいる折に、2羽のムクドリが飛来して空中戦を演じていた。今日の予報は曇。明朝にかけて雨の予報が出ている。また悪路になるかと気が重い。