17, 01. 2013 快晴の散歩


朝方は雲が見えていたが,昨日は時間の経過と共に雲が消えて良く晴れた。夜分に降雪があって,日中晴れるのは佳いサイクル。もう一度膠をかけようと思っていたが,和紙がボイドに付いていそうな気配もあり、ボイドを抜く作業をした。数カ所付いている場所があったが,金物の定規を入れて何とか引きはがした。買求めて来たゴミ箱を両端に挿入して,膠を施す。ゴミ箱の中に重石になる様に粘土を入れて固定し,中間部にも膠を施した。幾分張りがある方が成形がし易い為。

2時前に夕食の素材を買い求めに出かけた。前日弟夫婦から散歩用にとプレゼントされたフランスのメーカーの登山用のふかふかのベストを着用に及ぶ。良く晴れているので、北西を廻ってスーパーへ行こうと,西へ向う。サクランボの冬芽が赤味を帯びていた。新雪に陽が当たり,氷柱が彼方此方に出来ている。熱伝導率の高い石垣と積雪の間には隙間が出来,上のヒバから氷柱が下がっていた。





北の沢の遊歩道を,北へ進む。トチノキの冬芽も,赤味を帯びていた。未だ銀毛は出ていないが,柳の冬芽が膨らみ始め,枝に並んでいる。もう少しでネコヤナギの姿が見られそうだった。




三番通りを越えて北へ向おうとしたが,住宅の合間から見られる北西の空は曇っていたので,通りの歩道を東へ戻る。交通量の多い道だが,車道と歩道から押し出された雪の壁が高く厚くなり,車は目に入らなくなった。歩道際の剪定を受けていない樹に絡まったツルウメモドキが,僅かに実を残していた。雀が実を啄んでいた。葉が開いている石楠花があった。庭の石楠花の葉は巻いていたので,寒さに強い種なのかも知れない。






中央分離帯のナナカマドが未だ実を残していた。大食漢のヒヨドリが見付けぬ筈はない。未だ食べごろではないのかも知れない。買物を終えて戻る頃,西の雲が広がって来ていた。陽が射している所為もあるが,ベストは暖かくてとても佳い。スパッツも入れられてあったので、その内試してみることにしよう。



今朝は空の青が弱く雲が多かったが,現在は空は真っ青。曇と雪の予報は,今日も外れらしい。