12, 12. 2012 氷柱


雪の予報が出ていた昨日は,時折雪は舞うものの晴れ間も覗く変化の多い天候となった。魚沼在住のMIXY友Nさんは、積雪が1mを越したとコメントを寄せられていた。湿り気の多い重い雪では、除雪も大変なことと案じられる。作品に色を施し,アトリエの硝子拭きに取り掛かる。通常の濡れナプキンで汚れを取り、シリコンが含まれたシートで仕上げ拭きをした。気温は高めだったので、効果の程は未だ判らない。

二度目の色を施して,散歩に出かけた。時折散らついていた雪が,5cm程積っていた。柔かな雪で歩きやすい。西の空は雲が重かったが,東の空は良く晴れていた。東町公園の西の道を南へ向う。南の緑地帯で,ヤマガラの姿を見付けた。昆虫が主食の鳥なので,渡りをすることはない。沢か原始林が、塒かと思われる。




鉄道林前の道を東へ向う。目の前のお宅の屋根から雪が落ちて,雪煙が上がった。屋根を見上げると,未だ雪が迫り出している。暖気の日には,道路に近いお宅は注意が必要となる。昨冬,下の雪迄氷柱が伸びていたお宅では、小さな氷柱が出来始めていた。内装の防寒が不完全だと、氷柱が出来易い。生垣のイチイに積った雪からも,小さな氷柱が下がっていた。





住宅が取り壊された空地に,以前の住人が植えて居られたシュウメイギクの茎が倒れていた。花を付けた跡もある。無人となった空地に咲く栽培花は哀しい。西の雲が広がって,雪が散らつき始めた。東の空は未だ明るい。進路を北西に変える。住宅の間から,煙りの様な雲が見えていた。大気が不安定なのだろう。ナナカマド公園の南の緑地帯に入る。地面の雪が明るさを保っているが,3時前なのに薄暗い。雪雲が通り過ぎたか,やがて陽が射して来た。遊歩道にナナカマドの実が落ちていた。見上げると,実を残したナナカマドが見られた。ヒヨドリが食べ散らかしたのだろうか。






朝から雪が散らついていたが,雲が切れて青空が見えて来た。此の明るさなら,仕事を進められそう。