10, 12. 2012 ヒヨドリの群


終日雪の予報が出ていた昨日は,朝方の晴れ間は間もなく雲に覆われたが、雪は降らなかった。今冬は寒気が列島を南下して,かなり南の地方迄,雪が降っている。洗濯機を仕掛け,少し色が重なった和紙を,床に水張りする。暮が近付いて来たので,寝室の整理を念入りにする。整理は使用可能と思って溜ってしまった物の破棄に他ならない。

午後に入って,少し乾き始めた和紙の周囲に礬水を施し,散歩に出かけた。前日からの積雪は20cm程。夜を徹して除雪作業が行われたのか,車道も歩道も除雪済みだった。南西を廻ろうと,南へ向う。先日の雨で姿を現していたベニシタンが,また雪を冠っていた。東町公園は雪が深くて通り抜け出来そうにない。東側の道を通り,南の一番通りへ出た。公園の小山で子供達が遊んでいる。入口から雪を漕いだ足跡が残されていた。




南の緑地帯の遊歩道も,綺麗に除雪されていた。緑地帯にはコガラやヤマガラの姿が見受けられた。ヒヨドリの姿も見られた。更に南の夏には草野球が楽しめる広場の奥に,ヒヨドリの群を見つけた。単独行動のヒヨドリは納戸か目にしていたが,群を見かけるのは今期始めてだった。止っている樹には,僅かにナナカマドの実が見えていた。今期は実が落ちるのが早かった。食料を求めて,また何処かへ渡って行くことになるのだろう。







中央の沢の東の遊歩道を,北へ戻る。東西に走る道から押し出された雪で壁が出来始め,沢を覗くことは出来なくなっていた。排雪作業が行われる2月迄,壁は高さを増して行く。遊歩道を離れて,東へ戻る。シラカバ公園を西から通り抜けた。此処の小山でも,子供達が雪まみれで遊んでいた。遊ばせる親御さんには、大変な季節がやって来た。




南西の空に,僅かに日の位置が見えていた。3時前なのに,随分日の位置が低い。あと10日余で、冬至を迎える。気温は低くても,日が長くなるのは希望が持てる。今朝も曇空。昨夜雪が降った様子はない。