30, 11. 2012 凍った池


大陸から次々に低気圧が押し寄せ,晴天は長続きしない。昨日も雲の多い天候となった。政界は群雄割拠。将に戦国時代の様相。争点は幾つかあるものの、発表される公約を見ても大同小異で選択は難しい。

洗濯機を仕掛け,前日縫ったミトンの表と裏を合わせる作業に入った。僅かな縫い代を割って、両面テープを縫い代に貼付ける。殆ど曲線なので、酷く時間を取られた。皮、裏布共に裏は粗面なので、これで裏布が遊ぶことはなくなる。カメラ操作の折に,外したミトンをバッグに入れたりするのが面倒なので,子供の頃母が作ってくれた手袋の様に,左右のミトンを革紐で繋ぐことにした。細い皮を更に2分して、革紐とミトンの手首の部分を始末する皮を裁つ。手首のパイピングは難なく出来たが,革紐の作成に手間取った。

一気に仕上げる積りでいたが、買物もあって断念する。今日モデルの鉢物を買い求める予定でいたが、札幌から幾つも鉢を運ぶのは大変なので,近所のスーパーや生花店は目を通しておいたが、気に入ったものがなかった。駅前のスーパーにも生花店が入っているので,見て来ることにした。予報程は気温が上がらず,ザラメ状の雪が靴の下で音を立てる。東町公園を斜めに抜けて,南の緑地帯へ向う。公園の欅は葉をすっかり落としていた。葉ばかりでなく、強い風雪に枝も落ちていた。



余り期待はしていなかったが,駅前の生花店も陳腐な鉢物しか置いていなかった。中央の沢を渡り,東の遊歩道を北へ戻る。池の水は全く引かず,水面が凍っていた。此の侭凍り付くと,沢の底の灌木や野草は枯れてしまう。春になって水が引いたら,残っているオオウバユリやシラネアオイの種子を蒔きたい気分に襲われる。




殆ど葉を落とした落葉松が寒そうに聳える。陽の傾きが早い。3時半には家並の向こうに陽が落ちていった。




昨夕空が焼けていたが,今日は良く晴れている。気温が低いらしく,雪は融けていない。革紐を付ける作業を終えてしまおう。