21, 11. 2012 冬枯れて


朝方雪が散らついていた昨日は、気温が少し上がったのか小雨に変わった。薄暗く気分も重いので、教室の方が置いていってくださった本を読んで過ごす。病院へ出かけけた後は、暫く調子が悪い。目の当たりに、様々な症状の方々を見る所為かと思われる。次回は1月下旬に指定されたので、暫くは穏やかに暮せる。

午後に入って雨が上がり、陽が射して来た。札幌の西の山並みの冠雪を見て来ようと、四番通りへ向う。上空は晴れていたが、大きな量塊の雲が南西から流れて来ていた。西は雲に覆われて、山並みはおろか、札幌の市街も見渡せなかった。気に懸かっていた玉葱畑の収穫は既に終り、引き抜いた雑草が道路下に積まれて大きな山になっていた。





四番通りを東へ向う。遥か北の農家の手前に、草を食んでいる馬の姿が見られた。セイタカアワダチソウが、種子を殆ど飛ばしてしまっている。1本の個体に50,000個の種子をを形成するそうだから、繁殖力の旺盛さは凄まじい。西の雲が広がって来る。農場の間の道を南へ戻る。電線に鳩の姿があった。雀の一団が仲間入りする。道の両脇に広がる玉蜀黍畑の落ち零れた実が目当てらしい。







雲が厚みを増して来た。三番通りを西へ戻る。スーパーの西の木立は葉がすっかり落ちて、高い樹に絡まったツルウメモドキの実だけが残っていた。





昨夜は月が見えていたが、今朝は庭が白くなっている。今日の最高気温は3度。厳しい季節が始まった。