29, 10. 2012 冷たい風


強い風が吹き、気温も下がった昨日は、薄暗い一日となった。それでも8時過ぎ迄は薄日が漏れていたので、一仕事出来た。洗濯機を仕掛けて庭に出る。雨の予報が出ていたので、オオウバユリを切り取った。長く咲いていたイワシャジンが、終盤になって来た。色を楽しむ為に残しておいたイカリソウの葉も、生気がなくなって来た。この1週は雨がちの予報が出ているが、今度晴れ間が巡って来たら、根元から切り取ることにする。サラサドウダンが最後の輝きを放っている。クロフネツツジもそろそろお終い。葉が落ち始めた。佳い色に色付いたコシキブも、大分先端迄色付いていた。これも冬囲いの方々が見える前に、切詰める必要がある。蕾を上げたツワブキに黄色の花弁が見えて来た。雪が来る前に、開花出来るだろうか。








一シーズン仕舞っておいた普段着には、結構不都合なところがある。仕舞う前に直しておくと良いのだが、衣服の入れ替えが精一杯で手が廻らない。釦の取れかかったもの、裾上げのまつり糸が弱まって来たもの等、理由は様々。空いた時間に直しておく。小物が不足して、散歩がてらに買いに出かけた。風が強いので、先年作ったジャンパーを羽織る。胸元迄ジッパーを引き上げると、風を防ぐことが出来る。雨の予報も出ているので、寄り道せずに三番通りのスーパーへ向う。ナナカマド公園を東へ抜ける。梢の葉が落ち始めたナナカマドやニシキギで、公園は真っ赤だった。塀の前で、大きなギボウシの葉が朽ち始めていた。花の跡の実も付いた侭になっている。ユリ科の植物の葉は融ける様に朽ちるので、早めに切詰めた方が良い。生垣のドウダンツツジも燃えていた。





小公園を取巻く樹々も、梢が寂しくなっていた。背丈を最も伸ばしていた無花果が、中程で切られていた。せめて実が色付けば良いものを、夏の終わりから様子に変りがない。来年存続を許されるのだろうか。




買物を済ませて外へ出ると、雨粒が顔に当たった。この気温で濡れると風をひく。歩調を早めて戻る。旭市か当らぬ位置のツルウメモドキも、漸く色付いて来ていた。陽の当たる位置のツルウメモドキは、最上部の写真の様に葉も黄変し、殻から赤い実が見えている。



様々な注意報が出ていたが雨は余り降らず、今朝は青空が広がっている。強かった風も治まった。オオウバユリの種子を少し乾かして、NYのNさんに送ることにしよう。